瑞穂の家/House in Mizuho
2017年4月13日10:35 AM カテゴリー:住宅
建築概要
敷地位置:愛知県名古屋市
用途地域:第2種中高層住居専用地域 準防火地域 緑化地域
敷地面積:311.14㎡
建物用途:一戸建ての住宅
工事種別:新築
構造規模:スーパーウォール工法平屋
建築面積:115.62㎡
延床面積:101.84㎡
設計期間:2016年2月〜2016年8月
工事期間:2016年9月〜2017年3月
撮 影:富田英次
クライアントとの出会いは、名古屋市内で行った「暖かい家のつくり方」というセミナーでした。セミナーの後、ご希望と家づくりに対する思いを語って頂きました。この時点で設計するためのキーワードはほぼ整理され、お互いの意思疎通を図ることが出来ました。同居するお母様の足が悪いこと、ご自身の趣味のこと、定年後の終の住処になること、茶道に関係した茶碗や掛軸などの美術品を数多く所有されていること、全体として和の趣のあるデザインであること、瓦葺きの平屋の家が理想等々。設計ではバリアーフリーにすることはもちろんのこと、床材には足に負担の少ないスギ材を使用しました。また、冬温かく過ごせるよう、断熱性能の高いスーパーウォール工法を採用し、ランニングコストを考慮した上で、基礎部分に熱を蓄えるための設備を採用ました。そして、そこに蓄えられた熱は各室に導くよう計画されています。一般的に冬寒くなる玄関、廊下、洗面脱衣室、トイレなども他の居室とほぼ同じ温度になるよう計画し、冬暖かく過ごせる家となっています。
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